28日は長女、亜弓の誕生日でした。
もう18歳、、大人になりつつある年だけど、親の目から見ると、まだまだ子供です。。
しっかり見守りたい年頃です。
お父さんに頼んだ誕生日プレゼントは、ストレートにもカールにも対応出来るヘアーアイロン。
妹には、なんと香水を頼んでたから驚きです。
いつ使うの??
妹はその香水が高くて買えなくて、アイシャドーをプレゼント。。。
私はお弁当を持ち運び出来る小振りのバッグをチョイス。
娘の誕生日という事は、私の出産記念日でもある訳で、18年前のこの日は生涯忘れられないハプニングが重なりました。
<18年前の出産秘話>
その日の朝、産婦人科診察に行ったらまだ進んでいない、、、
という事で3キロの道のりをウオークマン聞きながら張り切って歩いて帰ってきたら、、破水してしまった。。
ところが初産の私は、お印と勘違いし、その後シャワー浴びてパン屋さんで昼食を大量に買い込んでました。
そのうちに、じわじわ腰に痛みが来て、病院に連絡したら大至急いらっしゃいとの事。
再度診察を受け『破水してますね』と聞き、びっくり。
破水したら、菌が入る可能性があるからシャワーは厳禁なのでした!
入院後、順調お腹の張りも進んで、、主人も会社から病院に到着。
病室で腰をさすってもらったりして、二人三脚で痛みと格闘。。
どんどん陣痛も進み『本格的に息んでみましょう』と分娩室に移動。
分娩椅子に座わり、心音やら、血圧やら、お腹の張りやらを計る色々な機械を装着され、黒板には○○ベイビーと書かれて、、看護婦さんも『順調よ!』とにっこり。
私も、年の功?か、、初産にもかかわらず『腹式呼吸は任せて』と自信満々。
立ち会い出産を奨励している病院だったので、主人も着替え、頭にはお揃いの水色のキャップが、、、初めて見る格好、、、
陣痛に合わせて息み始め、看護婦さんから『そうそう、上手よ??』と褒められ、時々様子を見に来る先生からも、『いい感じだよ』なんて言われ喜んでいたところ、、
事件は起きました、、
突然『先生!、子宮腔全開の患者さん到着されました!』と看護婦さんの叫びが・・
いきなり空気が一変!
看護婦さんが『敦子さん、隣の陣痛室に移動してくれる??』と言いながら、手足につけられた器具やら何やらは既に取り外され、
黒板の名前もサッサと消されてしまいました。。。
『え?????移動』
陣痛はもう定期的に来てるので、その波が来ている時の移動は無理、、合間を見て凄い格好で移動。
息みたいのを今度は我慢、、、我慢も辛い。。
すれ違いに分娩室に入ってきた子は、着替える暇もなく、スカートのままで痛そうで泣きそうに見えた、、。。まさに緊急事態!
簡易扉で仕切られているだけなので、分娩室の様子は手に取るようにわかっちゃう。
看護婦さん数人がばたばた動き回ってる。。
先生の怒鳴り声『何やってたんだ?もうすぐ道子ちゃんになるところだったぞ??』
道ばたで生まれた子=道子という先生のジョーク、、なるほど、、、
ほっとかれっぱなしの自分の陣痛の進みも心配だけど、お隣さんの事もそれ以上に心配で、聞き耳たてて、息潜めて、、
『ポコちゃん、、もうちょっと待っててね??』当時、まだ見ぬ我が子を『ポコちゃん』と名付けておりました。
18分後、『おぎゃ???おぎゃ??』
勿論お隣さんのBABYです。
良かった??無事に生まれた??。
それから処理の終了を待ち、私は無事に再度分娩椅子に座れたのでした。
『アーーーこれで思いっ切り息めるわ?』
黒板がまた新たに書き直され、冷静な看護婦さんの『お待たせしましたね』の言葉に
ほっとしたのでした。
無事に安産で穏やかに生まれ、初乳をあげたり、写真を撮ったり、電話報告したり、分娩室でのサービスタイムを多めに頂いた気がしました。
道子ちゃんになりそうだった子も、同じ18歳。。お母さんはどんな風に出産秘話を話していらっしゃるのかしら??
その方に出会う事は無いとは思うけど、、会ってみたいな?なんて思ったりします。