卒業式

3月24日水曜日は次女の小学校の卒業式でした。

あいにくの寒い雨模様で、講堂には大きなストーブが焚かれましたが、開式と共に消され、寒かった??。
でも、式はとても感動的で、年と共に増々涙腺の緩んだ私は、様々な場面で涙が出ちゃって、心は温かな式でした。

特に卒業生の皆さんの合唱は、素直な柔らかな声で、とても丁寧にきれいに歌われ、すーっと心にしみ込んできました、、、、泣けました。。。

  巣立ちの歌

花の色  雲の影
懐かしい あの思い出
過ぎし日の 窓に残して
巣立ちゆく 今日の別れ
いざさらば さらば先生
いざさらば さらば友よ
美しい 明日の日のため

風の日も  雨の日も
励みきし  学びの庭
かの教え  胸に抱きて
巣立ちゆく 今日の別れ
いざさらば さらば先生
いざさらば さらば友よ
輝かしい 明日の日のため
巣立ちの歌

卒業生142名の合唱は、142名の皆の気持が・・・魂が込もっている訳ですから、その気持が、ピターッと揃うと、それはそれは来るものがあります。感動です。無垢な気持はしっかり伝わりました。

また、無駄なおしゃべりのない卒業生、五年生の在校生の皆さんの態度はとって素晴らしかったです。

厳粛な、張りつめた空気の中だからこそ、心のこもった歌や呼びかけ・演奏が、より感動的でした。
校長先生の言葉も、PTA会長さんの言葉にも感激。
涙を拭きながらビデオ撮っていらした先生からも、もらい泣き。

六年前、リオデジャネイロ日本人学校にたった4人の新入生のお友達と共に迎えた入学式。
胸に大きな赤いガーベラのお花をつけて、先生と共に大きな講堂に恥ずかしそうに入場してきたワンシーンを今でもはっきり覚えていて、脳裏にちらちら浮かび上がってきました。
あんなに小ちゃかったのに。。。過ぎてみれば六年間はあっという間ですね。

沢山の先生やお友達に出逢い、お世話になり、育てていただきました。有り難うございました。

私の人生の『子育て?小学生の部?終了』という感じがして、嬉しさと淋しさと反省と感謝の思いが入り交じった複雑な思いでした。
娘にとっても、親にとっても節目の卒業式でした。