11月29日に上智大学ポルトガル語学科創立50周年の輝かしい記念祝賀会で歌わせて頂くという光栄なお話を頂きました・・
振り返れば、音楽学校を出て歌の道しか見えていなかった私にとって上智大学は雲の上の学校だったのですが、いつの間にかとてもご縁のある学校となりました。。
それはBrasil音楽との出会いがあったからです。
メロディーやリズム・言葉の響きをとても心地よいと感じれば感じる程、やはり原語ポルトガル語でブラジル人が感じた想いと同じ様に歌いたい。。。切ない曲は切なく、楽しい曲は楽しく、想いあふれる曲は同じ様に想いを込めて歌いたい、、その為にはちゃんとポルトガル語を一から勉強し意味を理解したいたい。。。との思いで、見つけたのが上智大学ポルトガル語社会人クラスでした。。
そこで初級〜中級〜上級クラスを行ったり来たりしながら楽しく勉強させて頂きました。。
中級途中で、初めてのブラジル遊学のチャンスが訪れ、不安いっぱいでリオへ。。6ヶ月のリオ滞在は日本人のご家族に甘えてばかりでちっとも会話力が身に付かず、、、挫折感いっぱい。。いつも耳を傾けているばかりで、全然しゃべる勇気が出なかった私。リベンジをかけて、再度中級〜上級クラスで勉強!クラス途中にして2回目の渡伯。
そこで、頑張ってポル語習得するはずだったのが、、、上級クラスで一緒に学んでいたお友達からリオの友人に胃腸薬を届けてほしいと言われ、届けたお相手は上智大学ポルトガル学科卒業の方でポルトガル語がペラペラの上、ブラジル音楽の事もよくご存知。。ついつい頼ってしまう事に。。。
で、、、いつの間にかその後もずっと頼る事になってしまい、結婚式はローシャイター神父様にお願いして上智大学校内のクルトゥールハイムで。。
披露宴で二人で歌った曲が〜Eu sei que vou te amar〜 と言うのは今となっては何だか気恥ずかしくって大きな声では言えません。。
そして家族と過ごしたリオでの6年間がポルトガル語をより身近にしてくれました。。
社会人クラス初級からポルトガル語を学び始めたこの私が、『ポルトガル語学科50周年記念祝賀会』と言う節目となるおめでたい会で歌う機会を頂けるなんて、信じられないと言うのが正直な気持ちです。。。推して下さった下さった方には感謝の気持ちでいっぱいです。。
そしてやめない事を目標に、ゆっくりながら音楽に携わる色々な事を勉強して来れたのは家族や先生・友人のお陰です。。
少しでもブラジル音楽で楽しんで頂け、お役に立てたら〜〜〜との思いで、これからも
コツコツポルトガル語と歌の勉強を続けます。。だって楽しいんですもの!!
そう言えば、今日は出張中の主人の誕生日。。São Pauloでお仲間と冷た〜いChopeを飲んで祝ってもらっている事でしょう。。
Parabéns~~~!!