谷川俊太郎 詩『卒業式』

日曜日にリリア音楽ホールでのコーラルソシアさんのコンサートで進行係としておしゃべりさせて頂く事になり、色々と内容を考えています。

今回、谷川俊太郎さんの詩に木下牧子さん作曲の曲集『地平線のかなた』から4曲を歌う事になっているので、改めてその歌詞をじっくり聞いてみると、、

 卒業 谷川俊太郎

 ひろげたままじゃ持ちにくいから
 きみはそれをまるめてしまう
 まるめただけじゃつまらないから
 きみはそれをのぞいてみる
 小さな丸い穴のむこう
 笑っているいじめっ子
 知らんかおの女の子
 光っている先生のはげあたま
 まわっている春の太陽
 そしてそれらのもっとむこう
 きみは見る
 星雲のようにこんとんとして
 しかもまぶしいもの
 教科書には決してのっていず
 蛍の光で照らしても
 窓の雪ですかしてみても
 正体をあらわさない
 そのくせきみをどこまでも
 いざなうもの
 卒業証書の望遠鏡でのぞく
 きみの未来

いい詩だな?この詩を18歳で書いた谷川さんはやはり凄いな?
この詩を卒業の最後の授業にされた先生の授業受けたかったな?
などと色々な方向に思いや興味が走ってしまい、なかなか、本題のTALK 内容が煮詰まりません。。

こんな授業受けたいな

谷川さんの世界にハマりそうです。