Nousaku に金沢から友人を招いて

高岡の『Nousaku 』の3周年のお祝いライブに、幼なじみの友人の久木直子(旧姓幸塚直子)さんをお誘いしたら、快く金沢から自分で車の運転をして駆けつけて下さいました。
      
        これは小学校での講演の様子です

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nousaku さんのブログでも紹介して下さいました。是非ご覧下さい              →ココをクリック

2歳の時にポリオにかかり、下半身麻痺になってしまった直子さん。
車いすでの生活は不便も多いと思いますが、それだからと後ろを向く事はありません。明るく常に前向きで、女性として尊敬すべき素敵な方です。nousakuへも自分で車を運転して来て下さいました。

彼女は私の家の近くに住む幼馴染み。
小さい時から二人でどこへでも遊びに行きました。
近くは勿論、校庭にも公園にも銭湯にも、何のためらいも無く、
特に身障者という意識もなく、車いすを押して出掛けました。
私には普通の気の合う楽しいお友達でした。。

廊下では卓球、外ではバドミントン、鉄棒だって凄いんです。。
また手先が器用で手芸部の部長さんでしたよね。。

古城公園で沼にハマって散々な目にあった事、直子さんは相当怖かったらしく、よく覚えていらして今回もその話が出ました。
何事も無かったから良かったけど、無茶な事をしてたな~と今頃反省です。
また、お家の方もよく小学生の私を信頼して外に出して下さったなと新めて感謝しております。

小六で彼女は金沢に引っ越しされ、会えなくなってしまいました。
直子ちゃんに会いたくて中三の時には一人で金沢養護学校を訪問し、初めて直子ちゃん以外の障害を持った方々にお会いしました。。中学生の私には驚きでした。
また演劇時代には金沢公演に来て頂いたり、国体に応援に行ったりもしました。

会うたびに彼女がどんどん自分の世界を広げ、体の限界まで肉体訓練をし、頑張っている姿を見ると、嬉しさと共に自分も頑張らなくちゃと反省!言葉では言い尽くせない大きな力を頂きました。

何事も『自分でしなさい』という姿勢を崩さなかった、厳しかったお母様の強い愛の力も忘れてはいけませんね。

そんな久木直子(旧姓幸塚)さんの経歴

富山県高岡市に生まれる。
2歳の時ポリオウイルスに感染し両下肢の機能を失う。
平米小学校入学、金沢県立養護学校中等部~高等部に入学。
高2の時、佐賀国体に水泳、陸上で出場。
翌年オーストラリア大会に日本代表選手として出場。 
水泳(銀 ) 卓球(銀)陸上100M走(金 )トラック400M走(金) スラロームの5種類に出場
第三回大分国際車椅子マラソン大会出場;女子総合優勝。
第四回大分国際車椅子マラソン大会出場:フル女子マラソン3位。
石川県身障者国体車椅子バスケットボール競技参加。
現在1男1女の母。
野々市町役場勤務。

人権教育活動にも力を注いでいらっしゃり、学校などでの講演活動もされています。
興味をもたれた方はご連絡下さいね。生まれ育った高岡でも活動出来たらとおしゃっていました。よろしくお願い致します。

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